子育て中の転職はいつするのが正解?体験談と転職のメリットを解説

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育休を終え仕事復帰したものの仕事や育児、家事の両立でバタバタな毎日を送っている子育て中のママも多いのではないでしょうか?
子持ちで働きづらさを感じたり柔軟な働き方ができない、子どもとの時間が確保できないなどざまざまな理由から転職を考えることがありますよね。

今回は子育て中に転職するならタイミングはいつがいい?の疑問や、私が実際に「転職してよかった!」と感じたメリットを体験談とともに解説します。

記事を書いた人
7歳3歳を育てるママライター
群馬県在住

目次

子育て中の転職はいつするのが正解?

結論からいうと子どもが4〜5歳の時期がベストなタイミングです。
子どもが0〜3歳の時期は免疫力が低く体調を崩しやすいので、転職直後に休みを取らなくてはいけないなどの可能性が高いです。

また、小学校に入学したタイミングは今までの生活リズムが一変します。
保育園のときより下校時間が早くなり、企業によっては小学校に入学したら時短勤務ができなくなることも。

一方で、4〜5歳の時期は子どもに体力がつき免疫力が上がっていくので体調を崩しにくくなります。
また自分でできることが増え、少しずつ手がかからなくなるため子育てにも余裕が出て来るタイミングといえるでしょう。

実際に我が家は主人の転勤をきっかけに、長男が5歳(年長)、次男が1歳のときに転職しました。
長男は5歳ということもありほとんど体調を崩しませんでしたが、1歳の次男は転職してすぐに風邪をこじらせ入院することに…。
子どもが1歳での転職は思っていた以上にハードルが高いと感じました。

子育て中の転職をしたことで得られたメリット

私は1年前に転職し、正社員からパートタイムでの働きかたを選びました。
子育て中の転職は正直不安もありますが、それ以上に得られたメリットがたくさん!
実際に転職してライフスタイルにどんな変化があったのか、私の体験談を3つご紹介します。

シフト制から土日祝休みに

以前は百貨店で働いていたためシフト制での勤務でした。現在は土日祝休みの社員食堂でパートとして働いています。

独身時代はシフト制でも問題なく働けていましたが、結婚し子どもが産まれてからは土曜保育を利用したり、日曜は主人に育児を任せたりとなかなか家族の時間が取れませんでした。

繁忙期のGWやお盆・年末年始は仕事のため帰省することができず、さらに保育園は休園のため育児はほぼ主人に任せることに。
仕方ないと思いつつももどかしさがあり、主人もなかなか身体が休まらず何もかもが悪循環でした。

転職して土日祝休みになったことで長期休暇にはお互いの実家に帰省し、孫の成長を見せられることで親孝行できてよかったと感じています。
また家族と過ごす時間が増え、前よりも“家族の絆”が深まりました
「週末はどこ行く?」といろいろな場所に出掛けて、家族の時間を楽しんでいます!

週末家族で釣り堀へ行ったときの写真
週末に家族で釣り堀へ行ってきました

子どもの帰宅時間に家にいられる

子どもが小学校に入学したら、家で「おかえりー!」と迎えてあげたいという思いがありました。

転職をしたことで14時には仕事が終わるので、子どもより先に家に帰ることが可能に。
学校都合で子どもの下校時間が早くなるときは、13時に早上がりさせてもらっています。

息子は「家に帰ったらママがいるからうれしい!」とニコニコで帰宅。
その日学校であったことなどを話してコミュニケーションを取る時間も確保できています。

さらに家で宿題をみてあげられるので、子どもの学習状況を把握することもできます。
改めて転職してよかったと実感しています。

時間と気持ちに余裕ができた

転職したことで出勤日数や勤務時間を減らし、家にいられる時間が長くなったことで気持ちに余裕ができました。

前職では16時までの勤務で週5日、正社員として働いていたため責任ある業務を任されストレスやプレッシャーを感じることが多くありました。
仕事が終わって片道40分の通勤時間。
そのまま子どもを保育園に迎えに行き、休む間もなく家事に追われちょっとしたことでイライラしてしまったり…。
子どもに優しくできない自分にも情けなくなり落ち込むこともありました。

今は14時までの勤務で週4日、学校行事などがあるときは週3日にしてもらうことも。
通勤時間も10分なので、朝の身支度の時間にも余裕ができました。

平日に休みを確保し自分の自由な時間を作ること、息抜きすることの大切さを再認識しました。

副業に挑戦し副収入も

子育てママの多くは、子どものスケジュールに合わせて在宅で働きたいと考えたことがあるのではないでしょうか。
私もみなさんと同じ気持ちでした。

転職して時間と気持ちに余裕ができたことで「今まで挑戦できなかった副業に挑戦してみよう!」とやる気スイッチが入り、一歩前に踏み出すことができました。

平日仕事が休みの日や子どもを寝かしつけたあとにWebライターの勉強を始め、今では副収入を得られるようになりました。

子育て中の転職を成功させるポイント

子育て中の転職はハードルが高いというイメージがありますよね。
しかし、ポイントさえおさえれば今の仕事より自分に合った働きかたが見つけられます。

ここでは子育て中の転職を成功させるポイントを3つご紹介します。

希望条件の優先順位を明確にする

子育て中の転職を成功させるためには、絶対に外せない条件を明確にしておくことが大切です。

例えば「時短勤務で働きたい」「土日祝休み希望」「子どもの急な体調不良時に柔軟に対応してもらえるか」「通勤時間は30分以内」などです。

まずはどんな働きかたを希望するのか、自分のなかでこれは外せないという条件を洗い出してみてください。
その条件のなかで、さらに優先順位を明確にすることが最も重要になります。
しかし条件が多すぎてしまうと希望する仕事が見つからないということも。
そうならないためにも優先順位を明確にし、面接のタイミングで自分の希望条件をしっかり伝えるようにしましょう。

面接の際「少し条件と違うけどこれくらいは我慢しよう!」と外せない条件をゆるめてしまうと、「こんなはずじゃなかった…」とのちに後悔することになるかもしれません。

子育て中の転職は、自分の軸を明確にすることがよりよい結果につながるコツといえるでしょう。

自分に合った職種を選ぶ

子育て中の職種選びは、子育てと仕事を両立するうえでとても重要になります。
『will・can・must』を職種選びの基準として考えてみましょう。

will:自分はどんな仕事をしたいのか・やりたいのか
can:自分には何ができるのか・どんなスキルを持っているのか?
must:必須スキルなど自分に求められること

この3つが重なる点に自身の仕事での満足感ややりがいを感じることができ、後悔しない転職につながります。

女性比率の高い職種や、子育てを経験した人・子育て中の人が多く在籍している職種は女性が働きやすい環境が整っている可能性が高いです。

焦りは禁物!第三者の意見も聞いてみる

せっかく転職したのに「こんなはずじゃなかった…」と後悔したくないですよね。

子育て中の転職に焦りは禁物です。今の仕事をとにかく辞めたい!という気持ちが先走り、妥協しながら仕事選びをして後悔する人も少なくありません。
一人で悩まず、まずは家族や友達に相談するなど第三者の意見を聞いてみるのも大切です。

また転職エージェントなどをうまく活用し、焦らず自分のペースで転職活動を進めていきましょう。

まとめ

働きながら子育てをすることは、決して簡単なことではありません。

毎日仕事に追われ、子どもとの時間がなかなか取れず「このままでいいのだろうか?」と頭を悩ませるママも多いことでしょう。
今の働きかたや職場環境が合わないと感じているのであれば、子育てしながらでも働きやすい仕事に思い切って転職するのも有効な手段。
自分はなにを優先したいのか?を明確にすることで、自分に合った働きかたを見つけることができるでしょう。

子どもの成長はあっという間。今しかない子どもとの時間を大事にしながら、理想の働きかたで子育てと仕事の両立をしていきたいですね。

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