この記事を読んでいる皆さんは、秋田県湯沢市の子育てサポートについてもっと詳しく知りたいのではないでしょうか。
現在湯沢市に住んでいる妊婦さんや子育てママはもちろん、これから湯沢市に引っ越す予定があるママは湯沢市での子育てサポートはどんな感じなのか気になりますよね。
湯沢市の子育てサポートにはどのようなサービスがあるのか知っておくことで、今悩んでいる子育てに関する悩みも解決できるかもしれません。
この記事では、秋田県湯沢市の子育てサポートのメニューの特徴について詳しく解説しました。
令和8年10月に開館予定で、子育てママにうれしい設備を備えているという駅前公共施設の内容についても解説しましたのでぜひ最後までお読みください。
1歳を育てるママライター
秋田県在住
まるっと応援してくれる!湯沢市独自の子育て応援事業
秋田県湯沢市では「ゆざわの子育て◯(まる)っと応援!」をテーマに、子育てに関する様々な支援策を行っております。
- 託児支援
- 妊産婦健診費用の助成
- 産前産後支援
- 家庭の自立支援家事ヘルパー
それでは1つずつ解説していきます。
託児支援
湯沢市では託児支援として以下のようなサービスがあります。
保育所・認定こども園の保育料と副食費
秋田県では市と協働で保育料と副食費を助成する制度(すこやか子育て支援事業)があります。
湯沢市ではこの県の制度に助成を上乗せし、第2子以降の保育料とひとり親世帯の保育料、そしてすべての児童の副食費を全額助成しています。
※保育料と副食費の助成を受けるためには申請書の提出が必要です。
ファミリーサポート事業

ファミリーサポート事業とは、湯沢市のファミリー・サポート・センターに事前に会員登録することによって、冠婚葬祭や病院または買い物などのリフレッシュしたい際に協力会員宅などに預けることができるサービスです。
会員登録は無料で、利用者は協力してくれた会員に報酬として1時間につき500円を支払います。
湯沢市のアドバイザーが預かってくれる協力会員を探し依頼してくれるので、直接お願いする必要はありません。
湯沢市のホームページで「お買い物やリフレッシュしたいとき」とうたっているのがポイントで、これなら休みたいときに気兼ねなく子どもを預けることができますね。
病児保育「はぐくみ」
病児保育「はぐくみ」では、保護者が仕事の都合で病気の子どもを見れない場合、市内の中央病院にて専任の保育士と看護師に一時的に預けることができます。
利用するには事前登録が必要で、申請にはこれまで市役所や病児保育室まで足を運ばなければいけなかったのですがスマホなどから電子申請できるようになりました。
こちらは湯沢市外にお住まいの方も利用できるので、職場が湯沢市だという保護者には安心のサービスです。
妊産婦健診費用の助成
湯沢市では、県内の医療機関で受ける妊産婦の健診費用を概ね全額負担しています。
健診回数は全26回で内容は以下のとおりです。
- 一般健康診査16回
- 精密検査1回
- 子宮がん検査1回
- 歯科健康診査1回
- 産後健康診査2回
- 母乳外来3回
- 新生児聴覚検査1回
- 1ヶ月健診1回
お腹の中の赤ちゃんが成長するにつれてお母さんの体調も大きく変化します。
母子ともに健康に過ごすために定期的に検査を受けることはとても重要ですが、健診費用の自己負担は安いものではありません。
湯沢市では健診費用を全額負担してくれるので、安心して健康診査を受けることができます。
※湯沢市と契約していない医療機関では自費となってしまうので事前に確認しましょう。
※里帰りなどで県外で健診を受ける場合は事前に申請が必要です。
産前産後支援
湯沢市では、産前産後の大切な時期のケアも積極的にサポートしています。
内容は以下の通りです。
産前産後家事ヘルパー
慣れない育児で家事に不安があったり、出産前後の体調不良で家事が困難な場合などに市から委託された事業所のスタッフを自宅に派遣してもらえるサービスです。
料金は無料、利用時間は90分まで。
内容としては、
- 調理
- 衣類の洗濯
- 掃除、整理整頓
- 買い物(交通費別)
- おむつ替え、ミルクの準備
などの家事を支援してもらえます。
産後ケア事業
産後のお母さんと赤ちゃんがスムーズに新生活をできるようにサポートする事業です。
宿泊型・日帰り型・訪問型があり、お母さんの心身のケアや沐浴や授乳の仕方などの育児に関する相談に助産師が対応します。
>利用料金など詳しい内容についてはこちら(PDF)をご覧ください
期待大!令和8年10月に開館予定の子育てママにもうれしい駅前公共施設とは?
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「湯沢市の玄関口として多世代が集い、学び、憩い、交流できるにぎわい拠点の創造」を基本コンセプトに掲げた湯沢駅周辺複合施設が令和8年10月に開館予定です。
令和7年4月から工事に着手される予定で、出会いと交流・多機能が融合した施設、そして湯沢の良さを凝縮した「多くの笑顔が集う場所」として市民からも期待が高まっています。
この章では、そんな湯沢市の複合公共施設について解説いたします。
1階にはカフェや音楽室、小ステージのある多目的ルームなど市民の憩いの場に
1階は生涯学習機能を中心に、多世代が集い開放的に活動できる空間を創出することを目的としています。
市内の自治組織や市民団体が事務作業などをするための市民活動コーナー、Youtubeの撮影などにも利用できる調理室、コーラスや吹奏楽部の練習に適した音楽室とバンド活動に適した音楽室(小)、小ステージとグランドピアノがあり180名を収容可能な多目的ルームなど市民の学びや交流を目的とした施設が揃っています。
その他には、講義や会議などで使う研修室は60名まで収容できる研修室があり可動式の仕切りで3部屋まで分割して利用可能です。
また、カフェが利用できるので待ち合わせやちょっとした仕事をするのにもちょうど良く、滞在性の高い空間が期待できそうです。
2階には図書スポットを中心に湯沢の貴重な文化財を展示
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2階は開放的な図書館機能と歴史資料を展示し、利用者が意欲的に学習できる空間を創出、また施設内であれば図書は持ち運び可能なので施設のあちこちが図書スポットになります。
一般開架と児童開架から離れた場所に静寂読書室(定員32名、各席にコンセントを設置)があるので、静かなスペースで読書や仕事がしたい方はこちらを利用すると良いでしょう。
常設展示室には湯沢市の成り立ちや歴史の変遷をわかりやすく展示します。
その常設展示室から出入りする企画展示室には、企画展や貴重な文化財を展示するので、歴史が好きな方や学びたい方には注目の施設になりそうですね。
その他には、茶道や着付け等に利用できる和室、湯沢を知る本やパンフレットを用意した「湯沢コーナー」などもあります。
3階は充実した子育て支援設備!超のびのびとしたキッズコーナー&ハイハイコーナー
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3階は「県内トップクラスの子育て支援施設」と市が自信を持つほどの充実した支援設備で、子供たちが年中のびのびと遊べる空間が創出されています。
キッズコーナーは3歳から小学校低学年向けとなっており、大型遊具やゆるい勾配のバンク遊具・ネット遊具など天候に左右されず思いっきり汗を流して遊ぶことができ、ハイハイコーナーは3歳未満の乳幼児向けで、絵本や運動遊びができる小型遊具などを設置しています。
ゆったりスペースはひらがななどを学習できるおもちゃなどがあり、ゆっくり絵本を読みたい時など子どもたちが静かな場所で過ごせる空間となっています。
子育てロビーでは、親子同士が子育て情報を交換したりパンフレットで情報を収集できるようになっており、親子の飲食スペースとして利用可能です。
「一時的に子どもを預けたい」という保護者にうれしい一時預かりルームは、就学前の乳幼児を対象に預けることができ年末年始を除いて9時から17時まで利用可能です。(利用定員6名)
「子どもたちとママが快適に楽しく過ごせるためのたくさんの工夫」が空間のあちこちに施されており、ここなら湯沢市民でなくとも利用してみたくなりますね!
まとめ
秋田県湯沢市では、親子が楽しく元気に健康で過ごせるための子育てサービスなどのサポート体制が充実しています。
今回紹介した他にも子育てサービスはありますので、詳しくは湯沢市ホームページを訪れてみてください。
令和8年に開館予定の複合公共施設は子どもたちだけでなくママたちも期待大なので、これからの湯沢市の子育てはもっと楽しくなりそうですね!